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|「当事者意識の欠如」と「SNSによる炎上」が事態を悪化させる
全国の男女1,000人が選んだ、2022年に評判を落とした「不祥事」1位は、「園児送迎バスに置き去り、熱中症で死亡」32.5%だった。以下、「知床遊覧船の沈没、乗客乗員26名のうち20名死亡、6名行方不明」29.5%、「スシロー、おとり広告で消費者庁から措置命令」20.0%が続いた。
3位のスシローは企業としてスタンダードな謝罪を行ったのに比較すると、1位と2位は、謝罪会見において不十分かつ不誠実な点が多く、「他人事」「責任逃れ」とさらなる批判を浴びる結果となった。そのため1位と2位は特に票を集めたと思われる。またそのほか事例では、「当事者意識の欠如」と「SNSによる炎上」も、印象を左右していることがうかがえる。
【2022年 イメージが悪化した不祥事ランキング】
1位: 園児送迎バスに置き去り、熱中症で死亡(32.5%)
2位: 知床遊覧船の沈没、乗客乗員26名のうち20名死亡、6名行方不明(29.5%)
3位: スシロー、おとり広告で消費者庁から措置命令(20.0%)
4位: 吉野家、外部講座で「生娘シャブ漬け」発言、常務を解任(19.7%)
5位: コロナ給付金、1世帯に4630万円誤送金、返金拒否、山口県阿武町(11.4%)
6位: 日野自動車、エンジンの検査不正を公表、2003年から不正が常態化(11.3%)
7位: KADOKAWA会長、五輪汚職の贈賄罪で逮捕・起訴、会長辞任(10.8%)
8位: 大阪王将、ナメクジ大量発生を告発(10.2%)
9位: KDDI通信障害、61時間後の復旧まで3000万回線に影響(10.1%)
10位: 秀岳館高、サッカー部内の暴力動画拡散、校内調査で暴力続々発覚(8.8%)
なお過去の同一調査のランキング結果では、以下の事例が1位を獲得している。
2021年1位: 名古屋市長、金メダルを噛み批判が殺到(31.0%)
2020年1位: 河井克行、案里両議員を逮捕 参院選買収疑いで(29.5%)
2019年1位: かんぽ生命・ゆうちょ銀行で不適切販売が発覚(48.7%)
2018年1位: 日大アメフット部 悪質タックル問題(58.1%)
2017年1位: 豊...
詳細はサイトで
https://webtan.impress.co.jp/n/2022/12/12/43952