いじめ相談、頼りは探偵 膨らむ学校不信反映か
問い合わせ年1000件、早期解決へ証拠集めも
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO66732410Q2A211C2CM0000/

いじめをなんとか止めたい――。切迫した事態を前に、被害者側が民間の探偵に駆け込むケースが増えている。具体的な証拠を集め、学校や加害者側に示し早期の解決に導こうとするためだ。教員らによる危険な兆候の見逃しや、事後の調査の不十分さが指摘される事例も相次ぐ。「学校には頼れない」。子どもや保護者の切実な声は、安全・安心を守る立場にある教育現場の課題を浮き彫りにしている。