「運営権民間一括売却」みやぎ型の水道用水で県基準“上回る濁り”「健康被害のおそれはない」 

みやぎ型管理運営方式により「みずむすびマネジメントみやぎ」が運営する宮城県の仙南・仙塩広域水道で12月9日から10日にかけ、県の基準を上回る濁りがある水道水が供給されました。濁りは水道法の基準以内で、県は「健康被害のおそれはない」としています。

これは12日、県議会建設企業委員会で明らかになったものです。12月9日の正午前、仙台市太白区茂庭の貯水槽で、設備の点検を行っていた業者が手順を誤まり、水道管を遮断する「緊急遮断弁」が作動。15分間にわたって送水が止まりました。このあと弁を全開にし送水が再開されましたが、その際、水道管のさびなどが剥がれて水が濁ったということです。濁りは水道法の基準を大きく下回っていますが、県が新たに定めた基準の0.1は上回り、松島町で0.36、仙台市で0.11となりました。県は健康被害のおそれはないとしていて、再発防止に努めるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f91d388cc88f7135decca3968ea0c77379dc137e