EV世界市場、日本メーカー影薄く 上位10社に「3社連合」のみ…攻勢強める海外勢、日本に相次ぎ進出

世界の電気自動車(EV)の市場で、日本の自動車メーカーが出遅れている。民間調査会社によると、2022年上半期(1?6月)の世界のEV販売台数は、首位の米国テスラをはじめ中国企業など海外勢が席巻
上位10社に入る日本勢は、日産・三菱・ルノーによる「3社連合」のみだった。各国はガソリン車の販売禁止などEV普及を促進する政策を進めており、近い将来、車業界の勢力図が塗り変わる可能性がある。

自動車産業の調査会社「マークラインズ」(東京)のデータを基に、22年上半期のメーカー別のEV販売台数を本紙が集計したところ、テスラが首位で55万台超。2位は中国EV大手の比亜迪(BYD)の30万台超で、米ゼネラル・モーターズ(GM)や独フォルクスワーゲン(VW)がそれぞれ20万台超で続いた。

日本勢は3社連合の6位が最上位で13万台超だった。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/219477

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