13日午前9時半頃、沖縄県嘉手納町の嘉手納漁港付近の町道で「工事中に白煙が上がった」と119番があった。
県警嘉手納署やニライ消防本部によると、地下の水道管工事中のショベルカーが不発弾に接触した影響とみられ、
不発弾は通報後、音を立てて破裂した。現場にいた女性作業員(30歳代)が吐き気などを訴えて病院に搬送された。

 不発弾は同日午後1時までに、陸上自衛隊第101不発弾処理隊が回収した。
陸自によると、不発弾は米国製81ミリ迫撃砲弾で、沖縄戦で使用されたものとみられる。

 同署は、不発弾処理隊の作業が終わるまでの約3時間半、付近の道路を通行止めにし、住民に外出しないよう呼びかけた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20221213-OYT1T50153/