下半身を出した男、車を破壊…通行人が通報 警官が急行すると包丁持って男が現れる 拳銃を向けた朝の路上(埼玉新聞)
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包丁を理由なく所持していたとして、埼玉県警浦和西署は12日、銃刀法違反(刃物携帯)の疑いで、群馬県伊勢崎市羽黒町、自称無職の男(56)を現行犯逮捕した。

逮捕容疑は12日午前9時8分ごろ、さいたま市桜区田島8丁目にある無人ATM店舗の敷地内で、刃渡り約18・2センチの包丁1本を所持した疑い。男は容疑を認めているという。

同署によると、現場側道の通行人が「男が下半身を出している。止まっている車を何かで壊していた」と110番。現場に警察官2人が駆け付けると、ATMの建物から包丁を持った男が出てきたため、うち1人が拳銃を向けて包丁を捨てるように説得。男が包丁を手放したことを確認し制圧した。けが人はいなかった。

同署の佐藤正則副署長は拳銃の使用について「現時点では適切だったと考えている」とコメントした。