『すずめの戸締まり』聖地となった鷲羽山ハイランド が“廃墟扱い”に困惑「映画観て来た人はいない」


 公開数日後から映画の舞台となった場所で熱心なファンたちが記念撮影する様子がネット上にアップされている。だが、 “聖地” となった各地を取材してみると、その反応は悲喜こもごもだった。

「9日間で来場者が400人も増えましたよ。紅葉が見ごろなのもありますが、嬉しいですね」(旧豊後森機関庫関係者)

「映画に登場した場所を撮影されている方を多く見受けます。SNSのフォロワー数も増えていて、ありがたいです」(道の駅 大谷海岸関係者)

 一方、映画内で廃墟として描かれたブラジリアンパーク鷲羽山ハイランドの担当者は、困惑しているという。

「私たちのテーマパークは、明るく元気に、前向きに楽しんでもらう場所です。廃墟という描かれ方をされるのはちょっと……。映画を観て来園されたという方はおりません」

 映画の存在を知らない人もいる。

「映画の “聖地” になっている? 知りませんね。でも確かに映像を見ると、ここですね(笑)」(湯平温泉の住人)
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