W杯韓国代表が日本を「羨む」理由は? プレー環境に差、競争力は「比較にならない」

12/15(木) 16:26配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/2024d0b96648f0aefee5a8b06666037fe964790d

 サッカーの韓国代表DFキム・ミンジェ(26)が日本サッカー界を羨んだと複数の韓国メディアが2022年12月14日に報じた。
キムはイタリア・セリエAのSSCナポリに所属するスター選手で、ワールドカップ(W杯)カタール大会に韓国代表として出場した。


■「Kリーグの選手もW杯で活躍した」

 キムはこの日、韓国・仁川空港からイタリアに向けて出発する際に空港でメディアの取材に応じた。
韓国メディア「中央日報」によると、キムは韓国選手の欧州進出の難しさを指摘し、代表選手に多くの欧州組を抱える日本について「羨ましい」と発言したという。

 W杯カタール大会に出場した韓国代表26人のうち15人が国内のプロリーグに所属し、11人が海外でプレーしている。海外組のうち8人が欧州のチームに所属している。

 一方の日本代表は、7人がJリーグでプレーし海外組19人すべてが欧州のチームに所属している。
国内組の権田修一、長友佑都、酒井宏樹らは過去に欧州でプレーした経験を持ち、26人のうち22人が欧州経験者だった。

 キムは韓国選手の欧州進出について「(韓国の)チームと解決するべきことが多い。移籍料も高い」とし、「Kリーグ(韓国プロリーグ)の選手もワールドカップで活躍した。むやみに話すことはできないが、あえてひとこと言うならば欧州チームからオファーが来たら快く送り出せば良い」との持論を展開した。

 そして「日本には欧州チームの選手が多く競争力がある。実際のところ(韓国とは)比較にならない」と続けた。
キムは韓国、中国、トルコのプロリーグを経て22年7月にSSCナポリに移籍。9月にはセリエA月間最優秀選手に選出された。