トルストイさん、全然読まれてない。ドストエフスキーさんは読まれているのに。 [653462351]
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昔の知識人はトルストイ主義が多かった
> 丸山眞男「次の問題は、単純暴力に対して無抵抗主義でいくか、
> それとも、こっちも暴力を含むあらゆる手段で自己防衛するか、ということはなお残る。
> これはトルストイの問題だ。僕もトルストイに組したいけれどもね。
> これが本当の無抵抗主義の問題になってくるんです。」(『或る勉強会の記録(下)』より)
https://www.asahi.com/articles/ASQ5J3TRCQ5JULEI002.html ネタバレ
アンナ・カレーニナは
電車に轢かれて死ぬ 武者小路実篤(戦争協力者)とか。ようするに純粋主義なのに反転しちゃうタイプ
長い ツルネーゲフの初恋は青空文庫で読んだら面白かった
翻訳が良かったんやろか イワンのバカの呑気な無抵抗はやはり現代には合わない キリスト臭全開のドストより読みやすいけどな
若い頃の短編も好き
イワン・イリイチの死 高校のとき無理に読もうとして挫折したわ
ドストエフスキーは大学のとき読んだけどエンタメとしても面白かった記憶 >>22
ドストは展開されてる思想をきちんと追いかけるとかならともかく話の筋自体はそこまで難しくない
江戸川乱歩じゃないが『罪と罰』なんて倒叙ミステリみたいなもんだし 主義はテレビで見た事あるけど本読んでるって話は一度も聞いた事無いわ アンナ・カレーニナは読んだ
ケンモメンはリョービン好きそう
生前は日露戦争にも反対した絶対的な平和主義者として世界の知識人から崇拝されてたが、アナーキズムに近い思想が過激すぎて第一回ノーベル文学賞は取れなかったねw 筑摩の松田が戦争と平和をちゃんと読んでいる人は日本で数人ぐらいしかいないって昔言ってたなあ… トルストイを読めと勧められたこともないしな
ドストエフスキーやゴーゴリはこのくらいは読んどけという圧力を感じた >>22
それ失われた時を求めてさんに言えますか?
小林秀雄と正宗白鳥の「思想と実生活」論争は、トルストイの家出問題を巡って起きたものであるねw トルストイは長すぎて説教くさいし無駄が多すぎて
ドエトエフスキーはなんだかんだ今の時代でも通じる人間の苦悩を極限で書いてるから面白い
自分も破綻した人だったらしいし、その痛みがちゃんとかかれてるから凄みがある トルストイは苦手だけどソルジェニーツィンは好き
でも晩年はウクライナの独立に否定的でプーチンを熱烈に支持してたと知って何とも言えない気持ちになった >>25
親子兄弟が戦争に巻き込まれて殺し合うタラス・ブーリバこそいまの世界にピッタリ。
つーか一家はもろザポロージェ・コサックだし。 >>13
その反動か知らんけど甥っ子は日本を代表する極左だからな 「朝、気分が悪くて、夜になると構想夢想のたぐいや力が満ち満ちてくるなんてのは、
大いに駄目な奴にきまっている。朝はまずくて、夜はいいってのは、駄目人間のたしかな特徴だ。
これが逆に、朝は元気一杯、希望に満ち溢れているくせに、夕方までに疲労困憊しちまうのは、
どうかって言えば、こりゃもう人間の屑、功利一辺倒、極めつけの木偶の坊さ。そんな奴は、
あんたたちは、どう思うか知らないが、おれは、ごめんだね、そんなのと付き合うのは。」
『酔いどれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行』ヴェネディクト・エロフェーエフ
俺はこれかな
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