猫がスプーン2杯で死に至る車の冷却水“エチレングリコール”に要注意!医師が警告する「嘔吐などの症状が出たら手遅れ」
https://www.fnn.jp/articles/-/457729
ティースプーン1〜2杯で致死量
――エチレングリコールとはどんなもの?
エチレングリコールは、車の不凍液や写真の現像液、錆とりなどに含まれています。
猫がエチレングリコールを摂取すると、
まず30分ぐらいでちょっと酔っぱらったようなふらふらするような状況が出てきます。
この時点で治療すれば救命率はある程度期待できますが、
摂取してから4〜5時間ぐらい経過すると、エチレングリコールの影響でシュウ酸カルシウムという結晶が腎臓に析出し始めるので、
嘔吐や脱水症状といったものが見受けられていきます。
最終段階として12時間ぐらい経つと、シュウ酸カルシウムのせいで重度の腎不全を起こし、
昏睡、もしくは痙攣が出てきて、死亡してしまいます。