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ラーメン界の「最高権威」も認めた、いま「一番勢いがある」ラーメン店3選

 「東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー」として「東京で一番ウマいラーメンを決めようじゃないか」を合言葉に、23年間発行し続ける歴史を誇り、ラーメン業界の最高権威と呼ばれる『TRYラーメン大賞』。前回に引き続き、各名店部門の1位を5連続、総合大賞を4連続受賞することで与えられる“殿堂入り”が期待される店の、冬に食べたい一杯を紹介する。
 店主が修業を積んだ、札幌の名店『すみれ』の初期の味わいをベースにしながら濃度を高めたスープに、札幌の酒造から取り寄せている3種類の白味噌をブレンド。スープの表面がたっぷりのラードで覆われているのも、『すみれ』のDNAの発露と言える。表面を油でコーティングしたつやつやの麺は、味わいものど越しも最高だ
クリーミーさ&泡消えした後の味の変化が楽しい
旨み際立つスープが白眉。しっとりと柔らかな肩ロースのローストポークや、味の変化が楽しめる温泉卵も魅力的。麺/140g、自家製麺

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【名店部門鶏白湯 2連覇】
らーめんMAIKAGURA(東京都世田谷区)
白トリュフオイル香る鶏白湯麺 1200円
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 鮮烈な白トリュフオイルの香りと共に、鶏の旨みが口内に広がる一杯。スープは大量の鶏ガラと丸鶏を逆浸透膜装置で水の不純物を可能な限り取り除いた純水で炊いたもの。水を吟味することで、食材が持つ本来の味や香りを引き出している。「はるゆたか」など複数の国産小麦をブレンドした自家製の平打ち麺は、鶏の滋味溢れるスープと相性抜群だ。
動物魚介の旨みと強烈なコクが本能に訴える大傑作!
仕上げにかける熱々の油が香ばしく、食欲をそそる。自家製の太麺は食べ応え抜群だ。350gの中盛が一番人気。麺/350g、自家製麺

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【名店部門MIX 3連覇】
自家製中華そば としおか(東京都新宿区)
塩ラーメン(中盛) 1000円
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 旨みの深いスープは、豚骨や鶏の動物系と煮干しなどをミックス。適度なこってり感に、箸が進む。それに合わせるもっちりとした自家製の太麺は、スープとの相性抜群で、中盛350gというボリュームながらもペロリと食べ切ることができる。そのほか、小盛150g、並盛250gも選べる。

 ※本記事は2022年10月刊行の『第23回 TRYラーメン大賞』より引用しています。