3年で全国平均を超えろ 大阪の山間部で進められた小学生俊足化計画

体力の低下に悩む大阪の山間部の小学生たちが、50メートル走の全国平均タイムを超えようと、3年計画のプロジェクトに取り組んだ。秘策はオリンピアンが考案したとっておきの「オノマトペ体操」だ。
擬音語(オノマトペ)を声に出しながら、走りに必要な動きを反復した子どもたち。2022年度に全国平均を超えるという目標は達成できたのか――。

12月5日朝。大阪とはいえ、北西端の山間部にある能勢町の冷え込みは厳しい。義務教育学校「能勢ささゆり学園」の6年の教室では、子どもたちが最新版オノマトペ体操「ハードランニング編」の動画を見ながら、もも上げや腕振りに励んでいた。
「タッタッタッ」「シュッシュッシュッ」と掛け声が響く。プロジェクトは19〜21年度で終了したが、現在も週2回、継続している。
https://mainichi.jp/articles/20221213/k00/00m/040/121000c
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