地球をアイスピックでつついたとしたら、ちょうど良い感じちカチ割れるんじゃないかというくらいに冷え切った朝だった。 [115031854]
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アニメ作品に関心を持つ人が作品の舞台となった場所を訪れる「聖地巡礼」。シリーズ累計2000万部を超える「涼宮ハルヒシリーズ」の聖地として知られる兵庫県西宮市は、2019年にアニメツーリズム協会の「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」の一つに認定された。代表的なスポットの一つ、同県立西宮北高校と周辺に足を運んだ。【東山潤子】
涼宮ハルヒシリーズは、高校入学早々「この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい」と自己紹介した涼宮ハルヒがヒロイン。ハルヒが結成したSOS団のメンバーである宇宙人の同級生、未来人の上級生、超能力者の転校生と3人の正体を唯一知る平凡な男子学生のキョンたちが引き起こす物語だ。
1作目の「涼宮ハルヒの憂鬱」が03年に出てから約20年経過しているが、小説だけでなくアニメを見てファンになる人も多い。
アニメでは実際と変わらぬ風景が丹念に再現されている。県立西宮北高校(北高)はハルヒたちが通う高校のモデルで、原作者・谷川流(ながる)さんの出身校だ。受験前にハルヒを知り北高に入学した生徒もいるという。
通学はバスもあるが、最寄りの阪急甲陽園駅から六甲山中の道を25分ほど歩く。北高生たちが「登山」と呼ぶ通学路にかかる銀水橋から下をのぞくと、木々の木陰から夙川(しゅくがわ)が見える。
「登山」の最後には、正門前に急勾配の坂が待ち受ける。通称「ハルヒ坂」。主人公のキョンは「まるで山頂へ向けて何度も岩を転がし続けるシーシュポスのよう」とぼやくが、登り切って振り返れば、そこには絶景がある。「自分がこの地球でどれほどちっぽけな存在か自覚したことある?」というハルヒの言葉は、この景色も影響しているのかと思う。
北高の宮本美枝子校長は「坂道を通学することで、大学受験に耐えられる精神力も持久力もつきます」と「北校登山」の有効性を語る。10代のころアガサ・クリスティや星新一を読破するなど読書家だったという宮本校長は、ハルヒシリーズは大人でも十分楽しめると感じている。
谷昌亮(まさあき)教頭は校内を案内しながら「ハルヒのクラスは3年生の使う校内で最も眺めのいい教室。この眺めを見ながら、北高に通ったことを誇りに思ってほしい」と語る。
ハルヒの世界には宇宙人や未来人、超能力者が出てくる。一方、現実は、物語のように夏休みが終わらないよう何度も時間がループすることもなく、代わり映えのしない日常を繰り返すだけだ。
平凡な毎日にうんざりしたら、ハルヒ坂を登ってみればいい。坂の上から景色を眺めれば、高校時代あの風景のようにキラキラしていたと懐かしんだり、悩みなんてあの町並みのように小さいと笑い飛ばせたりするかもしれない。
◇兵庫県立西宮北高校
兵庫県西宮市苦楽園二番町16の80。2022年7月に同県立西宮甲山高校との統合が発表され、北高の校舎・施設を使う基本計画が公表されている。関係者以外は原則立入禁止。ハルヒ坂は市道。 (ヽ゜ん゜)<南半球は季節逆って知ってる!? 赤道直下は!? おれの背後で大きな爆発音が聞こえ振り返った
みたいな文章をハルヒの作者やケータイ小説で書き換えた文章が流行ったよな バック・トゥ・ザ・フューチャー→タイムリープあしたはきのう→涼宮ハルヒの消失→シュタインズ・ゲート
このオマージュの連鎖草 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています