https://www.k-mil.net/construction_methods/detail/1110

自然な目地配置が可能な積みブロック「ニューストン・G型」

大きさの異なるブロックを配置し目地が自然に見えるように改良した積ブロック

新規性
・従来技術の場合、目地配置は規則的となっていたが、大きさの異なるブロックを配置できるようにしたため、不規則な目地配置が可能となった。
・本技術は、ブロック面の表面をハツリ落とし、従来技術で使用するブロックに比べ自然石に近い形状に変更した。
・背面の胴尻高さを表面と同じとしたブロックにより、胴込コンクリートの硬化を待たずとも、次の段を積上げな可能な(自立安定)形状に変更した。
・コンクリートブロックに使用するセメントは、従来技術で多用している普通ポルトランドセメントから高炉セメントB種に変更した。

期待される効果
・使用するコンクリートブロックは、自然石に近い質感を創出。不規則な目地配置が可能となり、人工的な印象は軽減し、景観性が向上する。
・自立安定形状により施工性が向上する。
・グリーン購入法特定品目である高炉セメントを使用しているためリサイクル性が向上する。

適用条件
@ 自然条件
・軟弱地盤箇所は、基礎地盤改良等が必要(従来技術と同等)。
・強風、強雨、降雨時には、施工を行わない。
A 現場条件
・コンクリート積みブロックの市場単価が採択できる現場条件であれば、特になし(従来技術と同等)。
・ブロックの仮置きスペースは、施工量100m2につき幅5m×長さ10m=50m2程度、 施工機械は、トラッククレーン16t吊の作業スペース 幅17m×長さ17m=289m2、高さ17m
B 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能。
C 関係法令等
・特になし。