コンパクトシティー阻む「縦割り行政」 見えぬ成功例

人口減少下で都市の規模を縮めて行政の効率化などを図る「コンパクトシティー」が、国内で成功例を築けていない。各地で目立つのが、中心市街地の再整備と郊外の大規模開発を同時並行で進める矛盾。
背景には異なる担当部署が別の未来像を描く「縦割り行政」がある。住民の意向とも向き合わないまま、まちの空洞化に歯止めがかからない。

人口減少率、高齢化率ともに全国トップを走る秋田県の秋田市。中心街から5キロ離れると田...

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE248CG0U2A121C2000000/