囲碁、9歳藤田の初勝利持ち越し 最年少、プロ2戦目
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 囲碁の最年少プロ、藤田怜央初段(9)は20日、大阪市の関西棋院で打たれた第48期棋聖戦のファーストトーナメント予選で高津昌昭二段(36)に敗れ、公式戦初勝利は持ち越しとなった。藤田初段はこれがプロ2戦目で、次の公式戦は来年1月以降になる見込み。

 対局は終盤に差しかかる場面で緩手を打ってしまい、勝敗がついた。対局後、報道陣からの問いかけに対し、藤田初段は首をひねりながら言葉が出なかった。

 藤田初段は、関西棋院が新設した英才特別採用で、9月に最年少の9歳4カ月でプロ入り。仲邑菫三段(13)が2019年に達成した10歳4カ月の最年少勝利記録更新が懸かっていた。