北海道、ヒグマ対策強化へ 市街地での出没増加受け

市街地でのヒグマ出没や人身被害が相次いでいることを受け、北海道は20日、これまで規制してきた子連れと冬眠中のヒグマ捕獲の許可、経験と技術を持ったハンターの育成など対策を強化することを決めた。
ヒグマに人への警戒心を植え付け、生活圏への出没を抑制することが狙い。

道によると、主な狩猟期間は10月~翌年1月で、これまで2~5月は主に若手ハンター育成に限って捕獲を許可してきた。
来年2月からの4年間は2~5月の捕獲目的を拡大するほか、人里周辺に限り冬眠中のヒグマの捕獲も認める。今回対策の効果を検証し、今後の対策に生かす方針。

https://www.47news.jp/news/8716391.html

2021年6月、札幌市東区に出没したヒグマ(同市提供)
https://img.cf.47news.jp/public/photo/168e41276396974cdcbf0166c74dfd94/photo.jpg