太平洋戦争で日本軍が何を行ったのかを振り返り、継承する「戦争の加害パネル展」が2月10日から、かながわ県民センター(横浜市神奈川区)で開かれる。市民団体の「記憶の継承を進める神奈川の会」が16年から毎年開催しており、来場者からは毎回「勉強になった」との声が寄せられている。同会は「まずは事実を知ってほしい」と呼び掛けており、実行委員会への参加や運営に向けた協力金を募っている。

 同展では、重慶無差別爆撃や南京大虐殺、731部隊、慰安婦、朝鮮人・中国人強制連行、沖縄戦など、日本軍が戦時下で行ってきた加害に関するパネルや模型などを展示。展示物は史実の研究を進めている全国の市民団体などから借りている。https://www.kanaloco.jp/news/life/entry-147709.html