マニラの教会に高山右近像 信仰貫いた「福者」崇敬(共同通信)
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【マニラ共同】江戸幕府の禁教令で追放され、マニラで没したキリシタン大名高山右近(1552~1615年)の像が21日、同市のサンミゲル教会に設置された。大名の地位を捨てて信仰を貫いた殉教者として、2017年にローマ教皇庁から「聖人」に次ぐ地位の「福者」の称号を与えられた。キリスト教が盛んなフィリピンで崇敬されている。

マラカニアン宮殿(大統領府)の近くにある同教会で、マニラのアドビンクラ大司教が像を前に祝福の儀式を行った。

12月21日は右近がマニラに到着した日とされ、同市が18年に「高山右近の日」に制定した。儀式には越川和彦駐フィリピン大使も出席した。