知床事故の沿岸捜索、来年3月頃まで中断…家族「それまでに見つけてほしかった」

北海道・知床半島沖で観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部は21日、同半島沿岸部での捜索を来年3月頃まで中断することを明らかにした。冬季は暴風雪や海水温の低下など気象条件が悪く、潜水士の安全確保も難しいため。乗船者の家族にも20日に伝えた。来春以降、天候を見て捜索を再開する方針。巡視船や航空機による海上の捜索は続けるという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20221222-OYT1T50045/