首都圏から地方への企業移転続く「転出超過」、首都圏への転入は過去10年で最少
https://jinzainews.net/23901/ 首都圏から地方へ移転した企業の転出先では、最も多かったのが「茨城県」の18社だった。茨城県は昨年も大阪府に次ぐ2番目の多さだったが、全国トップとなるのは2018年以来4年ぶりとなる。
次いで「大阪府」(17社)、「愛知県」(13社)と続き、首都圏からの転出先として 10社を超えたのはこの3県のみ。
首都圏から離れた大都市などに移転先が集中する一方で、関東甲信越では「新潟県」(8社)のほか、「群馬県」(9社)など首都圏に隣接する地域へ移転する企業も引き続き多い。ただ、移転先の都道府県数は計37となり、昨年(31)から増加するなど、移転先はより遠方・広範囲へと広がりをみせている。
【首都圏からの本社移転先トップ5(各年1~6月時点)】
1位 茨城県 18社(前年19社)
2位 大阪府 17社(同22社)
3位 愛知県 13社(同13社)
4位 群馬県 9社(同10社)
5位 新潟県 8社(同1社)