米メンフィス動物園、ジャイアントパンダ2頭を中国に返還と発表
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【12月22日 CGTN Japanese】米テネシー州のメンフィス動物園は現地時間21日、中国から貸与されているジャイアントパンダの「丫丫(Ya Ya)」と「楽楽(Le Le)」について、20年間のレンタルを終え、中国に返還することを発表しました。

 雌の「丫丫」と雄の「楽楽」は2003年4月に同動物園に送られ、当時予定していた貸与期間は10年でした。2007年6月13日、同園は、体内の黄体ホルモン指標が低いことが原因で6歳の「丫丫」が流産したと発表しました。2013年に契約が満了しましたが、10年間の再契約が結ばれました。

 2021年1月、瘦せこけた「丫丫」と「楽楽」の写真がネットユーザーによって公開され、2頭のジャイアントパンダの生活環境が劣悪で、飼育員から優しく相手をしてもらえていないとの情報が伝えられました。これについて、中国動物園協会のスタッフは、「丫丫」は22歳で高齢の上、長い間皮膚病を患っているためあまり良い状態ではないと説明しました。また、メンフィス動物園に問い合わせたところ、ジャイアントパンダが食べる竹と生活環境に問題がないことが分かりました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News