断熱効果はどれくらい? 節約につながるの?
冬季など外気温が低いときに、部屋の中が寒くなる主な原因は窓からの冷気の流入です。一般的な窓に使われる、一枚ものの「シングルガラス」には断熱効果がほとんどないので、室内の空気がそこで冷やされ、室温が低下していきます。

二重窓にすると、既存の窓と新設の窓の間に新たに空気層ができます。ある条件が整うと空気層は熱を伝えにくく、断熱効果が高いため、外気温がそのまま室温に影響することがなく、室温の変動を抑えることができるのです。

結果として、二重窓にする以前と比べて、冷暖房器具によって室温を調整する頻度が低下します。それに伴い、冷暖房器具が使用する電気やガス・灯油などの燃料消費量が低下するので、電気代や燃料代が削減できるのです。さらに、冷やされた水蒸気が窓の表面に水滴としてたまる結露の予防効果も高まります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc38f8e6c687958090860cb03041d15f21b13437