大雪警戒で「予防的通行止め」実施の可能性…新潟・富山・石川の計21区間
冬型の気圧配置が強まり、23日から26日頃にかけて日本海側を中心に大雪や暴風雪の恐れがある。国土交通省などは22日、北陸を中心に車の立ち往生が起きる前に「予防的通行止め」を実施する可能性が高いと発表した。
気象庁によると、22日は西日本の一部で雪が強まり、同日午後6時までの12時間降雪量は広島県北広島町30センチ、島根県 邑南おおなん 町23センチ、鳥取県大山町17センチなど。
23日午後6時までの24時間降雪量は多い所で北陸100センチ、中国80センチ、北海道・東北・東海60センチ、近畿50センチ、四国・九州北部40センチなど。24日午後6時までの24時間は東北・北陸・東海で60~80センチなどと見込まれている。
国交省などが予防的通行止めの可能性が高いとするのは、新潟、富山、石川県の国道、高速道路の計21区間。19日から大規模な立ち往生が発生した新潟県柏崎市の国道8号などが含まれている。西日本高速道路も、四国の松山自動車道で通行止めの可能性があるとしている。
また、鉄道ではJR奥羽線や芸備線など計14路線が計画運休する。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20221222-OYT1T50175/