横浜地検、神奈川県警の元巡査部長を不起訴 理由明らかにせず 飲食店トイレに盗撮カメラ設置 「性的好奇心ない」
飲食店のトイレに盗撮目的でカメラを設置したとして、神奈川県警に建造物侵入と県迷惑行為防止条例違反の疑いで書類送検された川崎署生活安全第一課の男性巡査部長(40)=依願退職=について、横浜地検は22日、不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。

元巡査部長は9月6日、川崎市川崎区の飲食店の男女兼用トイレに侵入、盗撮用カメラを設置して約6分間、複数人の女性らを盗撮したとして、県警に12月2日、書類送検された。同日付で依願退職した。

県警によると、元巡査部長は女性を含めた同僚警察官らで仕事帰りに同店を訪れ、飲酒を伴った会食をしていた。「仕事上のストレスから、問題を起こして担当係からの異動を考えてカメラを設置した。性的好奇心は一切ない」などと供述していたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/319c5009427cb5a13ac206af3e6ef9ab695b5d80