英BBCテレビの人気自動車番組の元司会者ジェレミー・クラークソン氏(62)が、英国のヘンリー王子(38)の妻メーガン妃(41)に対する嫌悪をつづったコラムが物議を醸していることを受け、掲載した英サン紙が謝罪文を公開した。同氏は17日に英サン紙に掲載されたコラムで、ヘンリー王子夫妻のドキュメンタリー番組に対する反応として、メーガン妃が大嫌いだと述べ、妃が「英国中の全ての町を裸で行進し、“恥を知れ”と叫ぶ群衆に排せつ物を投げつけられる日を夢見ている」と書いていた。

 英BBCによると、英国の新聞と出版業界による自主規制機関(IPSO)には6000を超える苦情が寄せられたといい、ロンドン市長やスコットランド自治政府の二コラ・スタージョン首相ら著名人からも批判の声が上がっていた。

 サン紙は、「コラムニストの意見は個人のもの」としながらも、「新聞社として表現の自由には責任が伴うことを認識している」とコメント。「掲載したことを遺憾に思い、心からおわび申し上げます」と謝罪した。同コラムは、ウェブサイトからも削除されるという。

 同氏は記事掲載後に更新したツイッターで、「これほど多くの人を傷つけてしまったことは恐ろしく、今後はもっと(発言に)気をつけなければ」とつづっていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7cb3448bbac347ec63590d79141064200b4ae1ae