診察中に意識失う医師も…中国「ゼロコロナ崩壊」で病院ひっ迫 患者が“場所取り合戦”も
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf0a6339548416fd7d48cb24e54946d36fe9d1b6

“重症かぜ”ってなんなの?…死因に疑問
12月22日朝、北京の朝陽病院を訪れると、続々と中に人が入っていく。

この呼吸器系の治療で有名とされる病院の発熱外来では、12月21日の1日だけで約900人の患者が受診。ICUの病床使用率も100%だという。
病院に訪れた人に話を聞くと…

患者の家族:
発熱外来はどこも混雑していて、点滴のスペースすらありません

患者の家族:
いまは予約さえ難しい。診察や薬の問題どころではないんです

こうした中、中国のネット上では、ある人物の死因が話題になっている。

2008年の北京オリンピックのマスコットキャラクターの生みの親として知られる、名門・清華大学の呉冠英教授。

中国メディアは、12月20日午前に亡くなった呉さんの死因を「重症かぜ」と報道。
この病名に、中国のSNS上では疑問の声が噴出している。

「“重症かぜ”ってなんなの?」
「素直に新型コロナだと認めず、重症かぜとでっち上げ。あんたたちは何をおびえているんだ?」

死因の隠蔽疑惑にまで高まる不満。
中国当局は、新たに新型コロナによる12月21日の死者について、「全国で0人」だったと発表している。