3年ぶり“行動制限”のない「年末年始」を迎えます。関西私鉄各社では終夜運転を復活させる動きもあるなか、新年の大切な行事「初詣」のカタチもかつての光景が戻りつつあるようです。
JR西日本によると、大みそかの深夜から元日の朝にかけて行ってきた「終夜運転」は今年も行わず、神戸線、京都線、大阪環状線、東西線と片町線など、一部区間で午前3時ごろまでの臨時列車を運行するということです。
JR西日本・長谷川一明社長「深夜の初詣のご利用が減ってきているという状況もあります。コロナの状況も回復してきたので、ある一定のところまで、ボリュームの想定されるところでは運転をしていく」
京阪電車は大津線を除く全線で、3年ぶりに大みそかの終夜運転を行います。
一方、阪急電車と阪神電車は、今年も終夜運転を取りやめています。
また、神社仏閣の多い京都市も地下鉄と市バスの終夜運転を取りやめています。理由については「財政難の影響も大きい」ということです。
来年はどんな年明けになるのでしょうか。今年の初詣、平安神宮では新型コロナ対策として、ひしゃくを使わず流水で手を清め、おみくじは筒を使わず、直接、紙を取るなどの感染対策が行われていました。
20日時点の新規感染者数は大阪府で1万2068人と、じわじわと増加傾向にあるなか、来年の対策は…
平安神宮総務部の南坊城卓英さん「(感染が)おさまったとは言えませんけど、それなりに人の流れも戻ってるということで、ほぼ通常に近い状態をしております。(来年の元日は)おみくじも通常通り筒を使って、番号を引いてもらうという形にしようと思っています」
新型コロナという長いトンネルを抜け、大きな福が訪れることを期待したいですね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e465985850158ce8304aabbf6aee6c001c4e8919