https://news.yahoo.co.jp/articles/67cb3a676c85950c80be81544d0192cfb651baf7

徳川家康の祖先「愛知」に地盤を築いた知られざるワケ 始祖「松平親氏」とはどんな人物だったのか

家康のルーツとなる松平親氏は、どんな人物だったのだろうか。

 一説によると、松平親氏は、諸国を遍歴する時宗の僧だったらしい。室町幕府の第3代将軍である足利義満が権勢を振るうなか、上州新田荘(群馬県太田市)から流浪の旅に出たという。

この「徳阿弥」は親氏の法名ということになる。どういう縁があったかわからないが、裕福な家の娘のところに婿入りすることができたという。迷える死者のように、定住もせず諸国を放浪していたという徳阿弥(親氏)だったが、転がり込んできたチャンスをちゃっかりものにしたようだ。太郎左衛門尉家の跡取りになると、徳阿弥は還俗して「松平親氏」と名乗ることになる。