精神疾患による教員の休職や休暇が過去最多 若い世代ほど高い割合
玉村 勇樹(教育新聞記者)

 2021年度の公立学校教職員の精神疾患による病気休職者数は5897人(0.64%)で、過去最多だったことが、文科省が12月26日に公表した人事行政状況調査で明らかになった。
1カ月以上の病気休暇取得者を含めると初めて1万人以上を超え、若い世代ほど高い割合になっている。
10年以上、改善の兆しが見えない教員の「こころの健康」を巡る対策について、
学校現場や専門家からは人員不足の解消や安心して休養できる体制整備を求める声が上がっている。

https://www.kyobun.co.jp/news/20221226_06/