バットっていうのは当時の俺たち男の子読者の代表キャラなんだよ
コソドロだったせこいガキがケンシロウと出会ってその背中に憧れる
でも北斗神拳を使えないバットは泥臭く自己犠牲的な献身でリンを守ることしかできないわけ
そんなバットの犠牲で最後記憶を取り戻したケンシロウはバットの成長を認め、命を救い去っていく
あの最終回はケンシロウという男の夢見る強い男のファンタジーという存在から読者に対する継承盃なわけよ

バットとリンとの出会いから始まり最後は今生の別れで終わる
わいは名作最終回だと思うでー