20日、大阪府豊中市の路上で刃物で男性が刺され、刺された本人から「後ろから近付いてきた者に刃物で刺された」と通報があった事件で、
警察は当初、殺人未遂事件で捜査していましたが、男が自殺をはかり虚偽の通報をしていたことが分かりました。

20日午前1時20分ごろ、豊中市岡町南で帰宅途中の会社員(50)から「後方から近付いてきた者に刃物で刺された」と警察に通報があり、
現場に警察などが駆け付けたところ、会社員は右腰のあたりに刃物が刺さった状態で、その後病院に搬送されました。

命に別条はありませんでしたが、当時、重体で集中治療室で治療を受けていました。

察は当初、殺人未遂事件として逃げた人物の行方を追っていましたが、周辺の防犯カメラに不審な人物は映っておらず、
あらためて集中治療室で治療中の会社員の男の回復を待って、当時の状況などについて聞いたところ「自分で刺した」と話したということです。

調べに対し男は、「仕事に疲れてこのようなことをした。ナイフを壁に当てて自分からもたれて刺した」などと話しているということです。

警察は男を銃刀法違反の疑いで捜査する方針です。

この事件を受け、当時、現場周辺では豊中市が周辺の学校や保育施設に警戒を呼び掛けるなどしていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/80c6de8326d781d6f6426bc7e9bd45acbe928452