息をしていないのを確認後“通報まで12分”…警察署で勾留中の男性が死亡した問題 先に幹部への報告等行う

愛知県警岡崎署で勾留中の男性が死亡した問題で、男性が息をしていないのを署員が見つけてから、119番通報までに12分かかっていたことがわかりました。

 11月25日、警察官への公務執行妨害の疑いで逮捕された男性(43)は、岡崎署の留置場で暴れたため、ベルト型の手錠などでのべ130時間以上手足を拘束されたのち、9日後に死亡しました。

 警察と消防によりますと、12月4日の午前4時35分に男性が呼吸をしていないのを署員が見つけましたが、119番通報したのは12分後の午前4時47分だったことがわかりました。

 関係者によりますと、通報までの間、署員はAEDを使って救命処置をしたほか、署の幹部への報告などをしていたということで、警察は対応が適切だったかどうか調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5492749667d5b598e73245a27747058d55ec6d97