ファーストレディーとなった岸田文雄首相の裕子夫人（５７）は普段、地元・広島で暮らす。
結婚生活で「一緒に過ごしたのは３分の１程度」（岸田氏）と言うが、２人は毎日電話する「おしどり夫婦」だ。

お見合い結婚で、初デートはディスコ「マハラジャ」。
岸田氏はインスタライブに裕子夫人と長男で秘書を務める翔太郎氏と３人で出演した際、初デート場所をクイズで質問され「忘れた」と回答。
裕子夫人はしっかりと記憶しており苦笑い。岸田氏は「そうだった、行ったなあ」とタジタジに。

３０年以上連れ添い、岸田氏は「口げんかで勝てたことがない。『頑張って』と言ってくれる時は機嫌が良い時だ」と笑う。
裕子夫人も「記念日にプレゼントはないけれど、心がある人。言わなくてもお互いを分かってあげるのが大事だし、そう感じる場面多い」と気持ちを寄せる。

自民党総裁選の期間中は上京して応援。総裁選があった９月２９日の夜は夫の大好物、広島のお好み焼きを振る舞い祝福した。
岸田氏は「いつも最高に美味しいけど、今日は、一生忘れられない美味しさでした」とツイッターに投稿した。

１６年、岸田氏が外相としてこだわった先進７カ国外相会合の広島開催で、裕子夫人は和服姿で各国外相夫人をもてなした。既に外交舞台は経験済みだ。

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