都内に住む飲食店勤務の山崎さん(仮名、30代男性)は、休みの日は一日中パチンコを打っているという。
「現在唯一の趣味がパチンコです。普段は昼の11時くらいから夜の10時くらいまで仕事なので、ほとんど打てないんですが、仕事が休みの日は開店前から並んで、閉店までパチンコを打っています。休みの日にパチンコを打つために、日々仕事をしているという感じです。
給料は生活費とパチンコで負けたお金で、ほぼ毎月使い果たしている状態。借金こそありませんが、もしかしたら依存症に近い状態なのではないかと、ちょっと不安になっています」(山崎さん)
山崎さんは、パチンコで使うお金を捻出するために、切り詰めた生活を送っている。食事は仕事場での“まかない”が基本で、外食もほとんどしないし、飲みに行くこともない。ファッションにもお金をかけず、サブスクリプションサービスなども利用していない。暇な時間は、YouTubeでパチンコの実践動画を観ている。
「完全にパチンコ中心の生活です。いま、パチンコが打てなくなったら、どうやって過ごせばいいのかわからない。このまま“パチンコ依存”がエスカレートすることへの危機感はあります。でも、金銭的な問題には至っていないので、まだ大丈夫かな……という感じなんですよね」(山崎さん)
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