https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221221/k10013930091000.html
新体操 21歳の喜田純鈴が引退 パリ五輪の中心選手として期待も
新体操で東京オリンピックに出場し、日本の中心選手として次のパリオリンピックでの活躍も期待されていた喜田純鈴選手が現役を引退することになりました。
これは21日、日本体操協会が発表しました。
喜田選手は香川県出身の21歳。5歳の時に地元のクラブで競技を始め、素早い動作で器用に手具を操作する演技が持ち味です。
2013年に中学1年生で出場した全日本選手権で、種目別のフープとクラブをいずれも史上最年少で制し、個人総合でも準優勝しました。
去年、東京オリンピックに初めて出場して個人総合で11位となり、去年の世界選手権では8位に入りました。
ことし10月の全日本選手権では個人総合で4回目の優勝を果たし、日本の中心選手として再来年のパリオリンピックでの活躍も期待されていましたが、21歳で現役を退くことになりました。引退の理由は明らかにされていません。
喜田選手は、コメントを発表し「周りの方々の支えなしでは、ここまで競技を続けることができなかったと思います。本当に感謝しています。今後は競技人生で培った経験を生かし、少しでも日本の新体操界の力になれるよう努力していきます」としています。