セルティックに最大6人が集結…現地識者が日本人路線に警鐘「Jリーグはリスキーな市場」「その程度の野望だと思われる」

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現地のOBが、加速するJリーグ路線に“待った”をかけた。

 セルティックは昨夏、横浜F・マリノスで指揮を執っていたアンジェ・ポステコグルーを新監督に引き抜くと、同タイミングでFW古橋亨梧を獲得。さらにその冬にはFW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介と日本人3選手を一気に迎え入れた。

 Jリーグとスコットランド王者の“蜜月関係”は現在も続いており、今冬にはDF小林友希が新たに加入。加えてDF岩田智輝への関心も報じられており、1月から最大6人のサムライ戦士が緑と白のユニホームを着て戦う可能性が浮上している。

 日本では「海外挑戦への橋渡し」と、ポステコグルー招聘に端を発する、この流れを歓迎する声が上がる一方で、スコットランドでは懐疑的な見方をする識者もいる。

 かつてスコットランドでプレーしたデイビッド・ブライス氏はその1人だ。地元紙『Daily Record』によれば、「Jリーグは買い物をするにはリスキーなマーケットだ。セルティックの野望はその程度のものだと思われる」と訴えている。

「セルティックはおそらくJリーグのイワタとサインするつもりだろう。レオ・ハタテやキョウゴが成功したのは分かるが、ダイゼン・マエダやヨウスケ・イデグチは十分ではない。それに本当に必要なのは最前線での創造性なのに、なぜまたディフェンダーに目を向けるのか、全く理解できない!」

“日本人オールスターズ”は確かなプレーを見せつけ、こうした批判を一蹴できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部