女子学生になりすました医大教授、SNSで教え子に「見張っているよ」(読売新聞オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/90c8ec65dc5c7434d31e91353c61bca388b84432

女子学生になりすまし、教え子に嫌がらせのメッセージを送るなどしたとして、和歌山県立医科大は28日、薬学部の40歳代の男性教授を停職3か月の懲戒処分にしたと発表した。

大学によると、教授は9~10月、架空の女子学生になりすましたSNSのアカウントを使って教え子の女子学生に接近し、「見張っているよ」などのメッセージを数回送信した。「どこにいるの」と尋ねられた女子学生が学内の居場所を伝えたところ、教授が現れたことから正体がわかり、大学に相談した。教授は11月、和歌山東署からストーカー規制法に基づく警告を受けた。

大学の調査に教授は「なりすましは学生の本音を聞き出すために始めた。目をかけていた学生で、SNSでやりとりすることに満足感があった」などと説明しているという。大学は、監督責任を怠ったとして、同日付で薬学部長を訓告とした。