自治体が寄付を受けた分から、税収が減った分や経費を差し引いたところ、全国の4分の1の自治体が赤字だったことが、総務省の公開データから分かった。
人気の返礼品を扱う自治体に寄付が集中し、地方や町村でも赤字が相次いでいるためだ。
町村だけで見ても、全国926町村の15%にあたる141町村が赤字だった。赤字額が1億円を超えていた町は三つ。
静岡県長泉町が1億6千万円、広島県府中町が1億3千万円、京都府精華町が1億1千万円の赤字だった。
東京23区と指定市を除いた自治体で赤字額が最も多かったのは兵庫県西宮市で25億8千万円。
次いで千葉県市川市の20億5千万円、大阪府豊中市の19億7千万円と続いた。
減収の大部分は交付税で穴埋めされている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/537ddcfdec93085f3050ba1a234e0cfe3579792a