【ロンドン=中島裕介】ロシアの同盟国ベラルーシの国営ベルタ通信は29日、同国軍がウクライナから飛来したとされる防空ミサイルを撃墜したと報じた。ロイター通信によると、ベラルーシ外務省は同国駐在のウクライナ大使を呼び出して抗議した。ウクライナ側は迎撃目標を外した自国のミサイルだったと事実上認めた。

ロシア軍は29日午前にウクライナへの大規模なミサイル攻撃を実施していた。ウクライナ軍の報道官は同日、「奇妙なことではなく、防空の結果だ」と述べ、迎撃目標を外したミサイルだったと暗に認めた。


日本経済新聞 2022年12月29日 23:55 (2022年12月30日 1:40更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR294F10Z21C22A2000000/