「ブラジルの名高めた」 政府、次期大統領が追悼 ペレさん死去
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【サンパウロ時事】ブラジル政府は29日、国民的英雄だった「サッカーの王様」ペレさんの死去を受け「ペレ氏は歴代最高選手の一人だった。偉大な選手だっただけではなく、行く先々でブラジルの名を高めてくれた素晴らしい市民であり、愛国者だった」と追悼する声明を発表した。
【写真】サッカー史に刻まれた両雄、元アルゼンチン代表マラドーナさんと元ブラジル代表ペレさん
ボルソナロ大統領は3日間の服喪を宣言した。
1月1日に政権に返り咲くルラ次期大統領も「きょう、ペレはわれわれを残して逝ってしまった。彼ほどの(背番号)10は(代表に)いなかった」と強調。「彼ほど祖国の名を広めたブラジル人は少ない」と死を惜しんだ。
一方、ブラジルの「永遠のライバル」で、先のワールドカップ(W杯)カタール大会で通算3度目の優勝を果たした隣国アルゼンチンのフェルナンデス大統領はツイッターに「われわれは、ペレ氏がその技術で世界を圧倒した時代を忘れることはない」とつづった。ペレさんは今月18日、インスタグラムで「アルゼンチン、おめでとう。間違いなくディエゴ(故マラドーナさん)も今、ほほ笑んでいる」と祝意を示していた。