中国経済発展で伝統慣習である結婚持参金、すなわち「チャイリ」による社会的問題が発生している。
チャイリは男女が結婚するとき、男の方が女の側の家族に与える一定額の持参金を意味する。
中国では、昔から農耕社会の時に始まったチャイリ慣習が依然として残っている。
中国では、娘の両親が娘の結婚を老後の資金づくりの機会と考えるという言葉まで出ている。
山西省台元で暮らすホンさん(29)は3年前、結婚持参金、すなわち「チャイリ葛藤」のため結婚できないところだった。
彼氏がチャイリを6万元(1080万ウォン)準備したが、ホンさんの父親が金額が少ないと結婚に反対した。
家族たちが父を説得して結婚してはいたが、当時の不便な感情がまだ残っている。
ホン氏は「チャイリに対する考えが世代別に違う」とし「特に女性側の親世代は相当な金額を受けなければならないと思うが、
若い層は大きく気にしない雰囲気だ」と話した。
チャイリは地域によって金額が異なる。
<タングシェンニュース>が2020年地域別差異を調査した結果、
1位は浙江省で約18万3000元(3310万ウォン)であり、
2位は平龍長城15万2000元(2749万ウォン)だった。
北京と上海などは6万3000元(1140万ウォン)、
7万2000元(1300万ウォン)と低い方だった。
所得水準が低い農村地域の差額は、所得水準が高い大都市よりも高い。
一部の農村の場合、差額が20万〜30万元(3617万〜5426万ウォン)に達する地域があるがり、
北京や上海など大都市では差額が少なかったりなかったりする。
チャイリが歴史的に農耕社会の遺物であり、農村地域が昔の慣習であるチャイリにさらに執着するためと推定される。
農耕社会時代、女性はそれ自体で労働力であり、出産を通じて労働力を再生する役割を果たした。
中国は男女が結婚すれば女性が男性の家に入って暮らして仕事もして子供も産むことになるが、
これに対する対価を女性側の家に払うお金が差別に固まった。
産業社会、情報化社会になり、女性がもはや労働力再生産の道具ではない状況になったが、長い間続いてきた慣習が依然として持続している。
https://v.daum.net/v/20221231110504091
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