またかと思われるかも知れませんが、原子力への対応がまともな状態になるまで何度でも書き続けます。 
そして、ある著名な評論家が断言した 「反原発派はすべてバカである。」 を、私も実感、納得できるように最近なってきました。

    

「現在原発が全部止まっていても、電気は十分足りているではないか」という反原発派の意見がありますが、とんでもない誤りです。

   

原発を止めために、足元を見られた高値で液化天然ガス(LNG)を輸入、火力発電所をフル稼動させ、さらに節電を要請し、
やっとギリギリ電力需給をバランスさせている状態です(自然エネルギーなんか全くアテにできません)。 こうした状態の方が、原発稼動状態より、はるかにリスクが大です。

もしそんな逼迫した状態で突然長時間の大停電が起きれば、多数の死者が出ることは確実です。 電気で生命を維持している傷病者がどれ程危機に晒されるか、
反原発派は考えられないのでしょうか。

また、発電用燃料の輸入急増による経済への打撃も大きく、電気料金の高騰により企業の採算が悪化し人的損失も生じています。

このままではインフレーションと不況が同時進行する事態スタグフレーションを招く恐れがあります。

さらに、火力発電による大気汚染やCO2排出増大の問題も起きます。

こうしたリスクの方がずっと大きいのに、反原発派はそれを黙殺するつもりのようです。

実際ドイツの脱原発政策も失敗が明らかになり、見直しを迫られています。

    

反原発派は、「原発事故は一度起きたら最後、収拾がつかなくなり莫大な人的物的被害生じる。」と主張しますが、果たしてそうなる確率がどれ程あるというのでしょうか。

世の中の全ての出来事は確率的現象で、発生確率0%はあり得ず、当然ゼロリスクもあり得ません。 よって原発もいつかはそんな大事故を起こす可能性があります。

しかし問題はその確率がどの程度かと言うことです。

    

https://ameblo.jp/hirai-h/entry-11912417465.html