新年明けましておめでとうございます。内閣総理大臣の岸田文雄です。
昨年は、新型コロナ・オミクロン株の大流行、ロシアによるウクライナ侵略、エネルギー危機や急速に進展する円安による物価高、さらには、安倍元総理の銃撃事件。歴史を画するような出来事が次々と起こる、正に、激動の一年となりました。
なぜ、こうした出来事が続いているのか。それは、今、私たちの世界が、経済も国際秩序も、歴史的な分岐点を迎えているからだと考えています。
この時代の大きな転換期にあって、その場に立ちすくむのではなく、皆の努力で、我々自らを変えることで、新しい時代にふさわしい日本を創り上げ、この困難な時代を乗り越えていく決意です。
そのために、戦後日本が直面し、積み残してきた多くの難しい問題、「先送りできない問題」に、正面から立ち向かい、一つ一つ答えを出していく。これからも、この覚悟で、政権運営に取り組んでまいります。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2023/0101nentou.html