新年の一文字は「安」 参拝者から募った字、大分の高校生が書き初め
1/3(火) 8:22配信

 大分高校の書道部が、新年への願いを込めた一文字を書き初めするイベントが2日、大分市牧の大分県護国神社であった。神社が毎年11月から12月にかけて参拝者から一文字を募集し、一番多かったものを選んでいる。今年は安らかの「安」になった。

 護国神社によると、566人が意中の一文字を応募し、「安」が最多の23人だった。大分高校書道部の1、2年生16人が年末に練習を重ねた。「安」の字を大書した釘宮すみれさん(2年)は「世界中が不安の日々を送っているけれど、今年は安心して過ごせるようにとの思いを込めました」と語った。

 2日には大分市内の大型店で初売りがあった。デパートのトキハ本店では午前9時の開店より約1時間前に行列ができた。親戚と一緒に幼児ら4人を連れてきた女性(36)は「家を新築したのでタオルや寝具などが必要になった」と大きな荷物を抱えていた。(村上伸一)

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