米連邦捜査局(FBI)は、高度に組織化されたサイバー犯罪組織が10代の子供に自身のヌード画像を送らせ、その画像を元に被害者の家族をターゲットにした恐喝行為を行っていると警告している。
FBIの調査によると、犯罪者らはヌード画像を送った後に自殺した子供の「性的な写真を世間に公開する」と、家族や近親者を脅し、金を払うよう要求している。この犯罪は、これまで報道されてこなかったが、フォーブスが入手したFBIの捜査令状には、フェイスブックのメッセージを通じて組織されたセクストーション(性的な脅し)行為を行うグループに関する調査の詳細が記載されていた。
専門家は、過去18カ月間にこのような犯罪行為が爆発的に増加し、被害者が自ら命を絶つケースが増えていると警告している。
FBIによるとセクストーションの被害者のうち、未成年の男性の自殺率が高く、被害に遭ってから数時間以内に自殺したケースもあるという。「犯罪者らに被害者に対する同情の念は一切ない」と、国土安全保障省(DHS)の特別捜査官のジム・コールはフォーブスに語った。
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