イスラエルで昨年末に発足したネタニヤフ政権の新閣僚ベングビール国家安全保障相が3日、エルサレム旧市街にあるユダヤ教とイスラム教の双方の聖地の丘を訪れた。この場所をめぐる争いは、イスラエル治安部隊とパレスチナ人の大規模な衝突につながってきた経緯もあり、アラブ諸国をはじめ、欧米諸国からも懸念の声が上がっている。

極右政党の党首ベングビール氏が訪れたのは、ユダヤ教で「神殿の丘」、イスラム教では「ハラム・シャリーフ」と呼ばれる場所。同地がある東エルサレムは、1967年の第3次中東戦争でイスラエルが占領した。

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