往年の米美人女優で歌手・布施明の元妻オリビア・ハッセー(71)が映画会社パラマウントを相手に
5億ドル超(約652億5200万円)の訴訟を起こしていたことが4日、分かった。
米エンターテインメント誌によるとハッセーは1968年公開の映画「ロミオとジュリエット」でダブル主演したレナード・ホワイティングとともに
同映画内のヌードシーン撮影をめぐって、昨年12月30日に米カリフォルニア州サンタモニカで訴状を提出したという。
理由は児童への性的虐待、搾取など。
撮影当時、ホワイティングは16歳、ハッセーは15歳。
2人の訴状によると、監督であったフランコ・ゼフィレッリは、映画にヌードはなく、代わりに肌色の下着を着用して
親密なシーンを撮影することを約束したにも関わらず、撮影最終日に、ヌードでベッドシーンを撮影するように強要したという。
映画公開以来50年間、精神的苦痛に苦しんでおり、さらに仕事の機会を失い、
訴状によると、「パラマウント社は未成年の出演者を児童および性的搾取から保護する義務を怠った」としている。
ハッセーは同映画公開後、その美しさから日本でも人気を博した。
化粧品会社のCMに出演した際、そのCMテーマソング「君は薔薇より美しい」を歌った布施明と1980年に結婚。
男児をもうけたが1989年に離婚している。
https://hochi.news/articles/20230104-OHT1T51064.html?page=1