Intelの第12世代CPU、Alder Lake-Sが2023年から10%値上げへ。Raptor Lake-Sも値上げ。


Intelについては2022年7月に同年秋以降にコンシューマー向けCPUを含む、WiFiやチップセットなど幅広い製品に対して値上げを実施することを明らかにしていましたが、
ついにコンシューマー製品の主流でもあるAlder Lake-S系CPUについて10%の値上げを実施することが確実となりました。

値上げされた価格は既にIntel CPUの仕様などを掲載している公式サイト、Intel Arkにて既に反映がされています。
値上げは第12世代のAlder Lake-Sすべてが対象となっており、9.79%~10.3%の値上げ率になっています。

最も大きな値上げとなったのが、元値が高いCore i9-12900Kで$589から$648と$59、日本円では約8000円の値上げが行われています。
ミドルレンジモデルとして人気の高いCore i5-12400についても値上げが行われており、値上げ額は$19、日本円で約2500円となっています。

この値上げについては現時点ではAlder Lake-S系CPUのみが影響を受けていますが、
Intelでは2022年10月から発売開始されたRaptor Lake-Sについても遅くとも2023年Q1(3月末)までに値上げが計画されているようですが、
具体的な値上げ率などの情報は現時点では明らかにされていません。

https://gazlog.com/entry/alderlake-s-price-hike/