大間マグロに3604万円 豊洲初競り、前年の約2倍 「やま幸」山口代表「このマグロは断トツ」

豊洲市場の初競りで最高値3604万円で落札された青森県大間産の212キロのクロマグロ

豊洲市場(東京都江東区)で5日、初競りが開かれ、仲卸の「やま幸」と「鮨 銀座おのでら」を展開する
オノデラグループが共同で、212キロの青森県大間産クロマグロを最高価格の3604万円で競り落とした。
前年の1688万円から約2・1倍となった。

競りを終えて報道陣に応じた「やま幸」の山口幸隆代表(60)は「このマグロは断トツ。漁師も同じ事を言っていた。
3000万円から4000万円というのは想定内だった」と破顔。「銀座おのでら」の坂上暁史世界統括総料理長(49)は
「山口さんの電話が来るのをドキドキしながら待っていた。聞いた瞬間は心の中でガッツポーズでした。
おいしいマグロをお客さんに食べてほしい。我々にとっても開業丸10年の節目で感慨深い」と声を弾ませた。

一番マグロは午後1時から「廻転鮨 銀座おのでら」本店(東京・表参道)でトロと赤身の2貫セット(税込み1040円)で
振る舞われるほか都内や米国の系列店でも順次提供する。
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2023/01/05/kiji/20230105s00042000173000c.html